3月 19
海外で長く生活し、しかも五大陸でバランス良く生活した効用は、地球上のニュースが現場のローカルな視座で眺望できることである。例えば、黒海のグルジアを舞台にロシアと米国の軍事介入が世界を揺るがしている。まるで冷戦時代を彷彿させる東西の勢力均衡の再来である。
 
 とはいうものの、もしグルジアのサーカシビリ大統領を全く知らなかったら、日本から遥か彼方のグルジアの問題などそれほど関心がない。しかし、大統領は筆者が客員研究員として1年過ごしたジョージワシントン大学で学び、身近で大統領の講演を拝聴したので、グルジアのローカルな視座でグルジアを取り巻く国際情勢に敏感になる。
 
 いつの世も、紛争は、リーダーの世相の読み違えで発生するものである。特に敵対するリーダーの相性が、戦争か平和を導く。歴史を逆行するグルジアの不確実要因に対し、英国の宰相、チャーチルの哲学が注視されている。ドイツのヒトラーの拡張主義に妥協し宥和政策を行った英国の外交政策を真っ向から批判したのがヒトラーに強硬姿勢を示したのがチャーチルであった。第二次世界大戦直前の異常事態においては、チャーチルの主張は妥当であり、強硬姿勢を貫くことが戦争を最小限に回避する近道であったと歴史は評価している。
今日のグルジアの緊張においてもチャーチルの哲学を糧とすべきであるとの論調もある。しかし、軍事的緊張が戦争へと導くとも考えられる。とにかく紛争が発生する前に紛争の根源を抑える予防外交が期待される。
 
 21世紀の今日、グルジアやポーランドのミサイル防衛の問題に見られるようにNATOを中心とする勢力とロシアとの勢力の均衡が顕著になりつつある。日本は、如何なる外交戦略を描かなければいけないのか。
 
ブレジンスキー元大統領補佐官は、北米、EU,中国を中心とする東アジア共同体の三極構造において、日本とロシアは振り子のように揺れ動くスイングステーツだと表現している。ロシアの振り子は、覇権の方に動いている。日本の振り子は、日米同盟を基軸とする動きを示すも米中の予測できぬ関係において、日本のアジ ア観が不透明である。このような状況の中で、ブレジンスキー氏は、日本とNATOの関係強化が重要だと述べている。
 
キッシンジャー元国務長官は、新しい米国大統領の最も重要な仕事は、米国が東アジア共同体と如何なる関係を推進するかにあると述べている。ワシントンのシンクタンクで、米国は冷戦に勝利したが、その立役者は誰であったかというシンポジウムが開催された。ソビエトとの軍拡で勝利したレーガン大統領とブッシュ大統 領、ペレストロイカを推奨したゴルバチョフ大統領、70年代前半に米中関係を推進したキッシンジャーと周恩来。これら三人の主役の中で、ソビエトを孤立化させる実利的な戦略を実行したキッシンジャーと周恩来が冷戦構造の終焉の立役者だとの主張が主流を占めた。
 
ソビエトを孤立させるために米中の関係を推進した戦略が正しかったのである。グルジア問題を予防外交の視点から考察すると、日本はNATOとの協力並びに中国やインドとの協力を強化することが肝要であろう。
月刊「世相」2008年10月号に掲載
3月 19
 母国語をまともに勉強してないのに小学校から英語を学ぶ必要がないとの論議がある。英語を話さなくても生活できる日本にとっては、この主張も一理ある。しかし、グローバル社会に適応できる日本人が世界の水準と比較して極端に少ない場合、日本の国益にとってマイナス面が顕著になってくることを懸念する。</ SPAN>
 
 ウィーンで生活した時に、低賃金で過酷な労働を強いられる東欧やトルコ出身の移民を目にした。とりわけ、ベルリンの壁が崩壊したときのヨーロッパでは、正規の賃金よりはるかに安く働く賃金の二重構造が存在していた。移民や不法労働者がヨーロッパ社会の底辺の仕事を支える構図になっていた。
 
 一方、日本の場合、移民の受け入れに厳しく、少子化の影響で勤労者が高齢者を支える割合が高まっている。そこで、近い将来、外資系企業が日本市場に進出してきた時、日本のフリーターという呼ばれる若者たちがヨーロッパにおける移民のように、外資系企業によって低賃金労働を強制されると予測される。
 
 日本では移民の受け入れに寛容でない故に、学力や技術力に欠ける若者たちが外資に奴隷のように使われ、加えて若者たちは年金に頼る高齢者の生活を守らなければいけないのである。このような悲観的な状況を回避する戦略を考慮しなければいけない。
 
 グローバリゼーションの潮流の中で、日本への直接投資が進展するのは健全なことであると考えるなら、外資が入ってきた時に、日本の国益にとって良い影響を及ぼすための交渉ができる人材を育成することが急務である。このような人材とは、国益と地球益の両方を追求できるグローバルエリートである。
 
 フランスの某大学の学長は、90年代までは国益のためのナショナルエリートの育成に重点を置いてきたが、21世紀からは、文系、理系の隔たりなく地球が抱える問題、例えば地球環境問題、食糧問題、エネルギー問題等を学術・理論的に分析し、明確な解決策を提示することができるグローバルエリートの育成にシフト していると語っていた。
 
 日本の教育は未だにナショナルエリート育成であり、しかも受験に強い机上の学問中心の教育である。このような従来の日本の学校と全く異なるグローバルエリートを育成するための学校がニュージーランドのオークランドや広島にある。それは竹村健一先生が理事長をされているAICAcademy for International Community)という中高一貫の学校である。
この学校は、国語を除く授業を英語で行い、インド数学に重点を置き、世界的視野に立脚し、東大、京大、早慶などを目指すのでなく、世界のトップ50の大学、例えばオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学、プリンストン大学等を目指す学校である。3年連続で、卒業生の大多数が世界のトップ50の大 学に入学し、しかも飛び級で奨学金を受け合格した優秀な生徒を輩出したのである。さらに英語力が幸いし、日本の大学にも合格することができるのである。
 
 将に青年よ日本の大学の殻を破り、世界のトップの大学を目指せ、である。このような野心を持った若者が、外資が入ってきた時に、日本を守り、また国益のみならず地球益のために貢献するグローバルエリートとなるのであろう。
 月刊「世相」2008年9月号に掲載

3月 19
 石油価格は、1バーレル140ドルを超えた。この急激な高騰は、中国・インド等の石油需要増しと産油国の供給調整に起因しているが、少なくとも50ドルは、投機マネーによる心理的要因が働いていると言われている。
 
 とすれば心理的要因を利用し、投機マネーの流れを変えるエネルギー戦略を考案すれば面白い。例えば、天然資源に恵まれなくても世界第二の経済大国になった日本が、独自のエネルギー資源を確保する可能性を示すことにより、投機マネーで変動する石油価格の流れを変えることが出来る。日本のエネルギー戦略を奇想天 外な発想を持って大きく舵取りする必要があろう。
 
燃える氷
 日本の周辺に燃える氷と言われるメタンハイドレード(MH)が塊状の状態で広く水深500メールの辺りで眠っているらしい。これは天然ガスに等しい環境に優しいエネルギーであり、LNGに比較し費用効率が高く、埋蔵量も百年を超える。
 
 もしこれが真実ならば、資源国家としての日本の未来が切り開かれるのである。天然資源に依存しなくても技術革新で成長を成し遂げてきた日本が、仮に自給できる天然資源に恵まれたなら、世界から想像以上の注目を浴びると考えられる。
 
 現在の異常な石油価格の高騰は、需給の不均衡懸念が70−100ドル、残る50ドルは機関投資家等による投機的要素が絡んでいると推測されている。投機的な思惑を予防する策として、既存の天然資源に代替する可能性のある燃える氷等の海底に眠っている天然資源の開発が推進することが考えられる。
 
原発
 G8サミットで、二酸化炭素排出とエネルギー価格高騰の要因から原発の重要性が議論された。原発に関し、概して3つの考えがあると思う。第一は、原発アレルギー。とにかく原発はいけないとの単純明快な考え方。第二は、天然資源に恵まれぬ日本にとって、少々の危険が伴っても安価で安定したエネルギー供給を保つために 原発は不可欠であるとの原発推進派の視点。第三は、その中間。即ち、エネルギーを分散させるという意味で、ある程度の原発は必要不可欠であるとの見方。
 
 日本の原発の技術力は、東芝・ウェスティンハウス、日立・GE,三菱重工など世界の主流を占めている。原子力大国である日本、フランス、米国は、地下資源大国である中東、ロシア、中央アジア等との競合においてエネルギーの安全保障戦略を描く重要な位置にある。
 
  原発ブームの中で、日本はユニークな局面にある。唯一の被爆国、地震、京都議定書の地球環境先進国、原発の技術立国。被爆国による原発アレルギーと地震による事故のことを考慮すれば、原発の不安材料が増す。一方、国際情勢と安全保障の視点、並びに高度な日本の原子力技術を目算すると、原発の意義は増す。
 
 
少なくとも石油・天然ガスに代替する燃える氷の開発が進展し、原発の重要性がG8サミットで議論されることによりエネルギーの投機マネーによる石油価格の高騰に何らかの心理的影響を及ぼすことができると考えられる。地震ベルト地帯に位置する日本にとって原発には限界があるとすると、燃える氷の実用化に向けたグランドデザインが希求されている。
 月刊「世相」2008年8月号に掲載

3月 19
 団塊の世代にとってノスタルジーを彷彿させるキューバ革命の英雄ゲバラの思想と行動が、何故か現代の世相に新鮮に映る。ゲバラのお嬢さんが来日され、主要都市で講演されたことも影響しているようだ。タイミングよく中公文庫から筆者が解説をした「ゲバラ世界を語る」が出版された。そして京都にてゲバラのお 嬢さんと直接話をする機会に恵まれた。
 
今回の地球眺望でゲバラを語りたいのは、竹村健一先生が40年前に雑誌でゲバラを連載され、本を出版されたことを直接聞いたからだ。ゲバラは社会主義のイメージがあるにも関わらずアメリカ帰りの若き竹村先生がゲバラに注目されたのは実に興味深い。
 
加えて、冷戦構造が崩壊し勝利したはずの資本主義が下降し、負けたはずのロシアが大きく躍進し、社会主義と市場経済をブレンドさせた中国やインドが世界の原動力となっているからである。ゲバラをワシントンで調べているうちに、冷戦中の最も危機的状況であったキューバミサイル危機が、回避されたのは、ゲバラが秘密裏に広島を訪問したことと無関係でないようである。
 
 キューバのゲバラセンターの所長であるゲバラのお嬢さん曰く、ゲバラが広島から絵葉書を子供あてに送り、原子力爆弾の脅威を認知し、それを回避する戦いを行うために広島に訪問すべきだというメッセージを送った。工業大臣としてゲバラは来日し、トヨタを訪れ日本の技術力に興味を持ったが、最も重要なことは、ゲ バラが日本政府が認めなかった広島訪問をゲバラの強い意思で行ったことである。そして、数年後にキューバミサイル危機が勃発し、フリシチョフとケネディとの一発即発の狭間の中で、キューバを舞台に、カストロとゲバラという主役が核戦争回避のために何らかの行動を起こしたことである。
 
 具体的な行動は解明されてないが、30%の確率で核戦争が勃発すると観測された状況でそれが予防された結果からして、ゲバラの広島訪問は世界平和のために大きく貢献したと言っても過言でない。その事からも、世界の首脳が広島を訪問することで核戦争回避に役立つと考えられる。そこに広島の世界平和のための重要 な役割があろう。
 
資本主義を否定したゲバラは半世紀前から社会主義の限界を予測していたという。とどのつまり、ゲバラが探求したことは、国家であれ企業であれ、大衆を無視して、官僚的に、また市場経済の過当な競争における強圧的な政策に命をかけて戦ったことにある。国家単位の社会主義でもなく、拝金主義の資本主義でもなく、庶 民が豊かに暮らせる社会を理想としたのがゲバラの思想である。換言すると、ゲバラが理想としたのは、人間の本能である芸術や文化を自由に表現できる社会の創造である。
 
 21世紀の今日も、宗主国が植民地政策を通じ第三国の発展を阻害したように多国籍企業の搾取が継続している。グローバリゼーションは、世界を豊かにすると同時に貧富の格差を拡大させる光と影が同居している。また、アメリカ、EU,東アジアと世界の三極構造が次第に確立されている。このような国際情勢の変遷の中で、最も重要なことは、人々が仕事のみならず芸術などを通じ豊かな生活を享受できるかである。ゲバラのお嬢さんが、日本の経済成長に貢献した高齢者の医療負担を増加させる日本社会の歪さを指摘したことは、実に印象 的であった。
月刊「世相」2008年7月号に掲載
3月 19
今年のサミットは、地球環境問題などを主題に北海道で開催される。北海道の広大で大自然に恵まれた地で世界の首脳が国益を超越して世界の安定と繁栄について語るのは有意義なことである。現在の日本が置かれている事象を鳥瞰すれば、地球環境の技術革新における世界トップの地位、食料自給率の低さ、北方領土問題な どが浮かび、これらはとりわけ北海道の地に関連している。
 
環境・エネルギー・食糧の実利的な戦略
今、サミットで求められることは、地球環境、エネルギー、食糧の問題を包括的に解決する知恵を協調的に絞りだすことである。人口の急激な増加、化石燃料の需要緊迫、BRICs等の急成長などが起因し、予測を遥かに超える速度で人類の存続に関わる問題がクローズアップされようとしている。化石燃料の代替として、 環境に比較的やさしいコーンやサトウキビを燃料とするエタノールが米国やブラジルに浸透しているが、これらは穀物の高騰を引き起こしている。
 
地球温暖化並びに工業化・都市化の影響で、最も懸念されるのが水と食糧の問題である。お米などの穀物を主とするアジアの人口増や稲作の耕地面積の縮小により、穀物市場の急騰が予測されている。確実に農業や漁業の一次産業の重要性が高まっている。北海道こそ日本並びに近隣諸国の食糧の安全保障に寄与する潜在性を 持っている。その意味でも、サミットで環境、エネルギー、食糧の包括的かつ実利的な戦略が議論されることが期待される。
 
安全保障の根源
 また、サミットのホスト国として明確な安全保障の視点も重要である。国務省の友人を通じ、太平洋戦争で駆逐艦の艦長として戦われた左近充氏と会った。生々しい戦争体験を左近充氏から聞くと同時に原爆の標的委員会で話し合われた内容を聞き、驚いた。米国が原爆を投下するにあたり、標的委員会は、広島、長崎、新潟、小倉、京都の5都市を選定した。何回かの会合を経て、最終決定されたのが京都であった。その判断は、ソビエトによる日本の領土と りわけ北海道占領を回避し、米軍の地上部隊の犠牲を避けるために、一発で日本の戦意を挫く作戦として、日本の文化の要を成す京都が標的になったのである。
 
しかし、この最終決定を覆したのが当時の陸軍長官であった80才近くのスティムソン長官と開戦時の駐日大使の親日派のグレー大使であった。この二人は、日本文化の造詣が深く、特に京都に詳しかったと言われている。かけがえのない日本の文化・芸術を守るために二人は、トルーマン大統領に会い、京都への原爆投下を回避するように執拗に談判した。このことは、同志社大学のケリ ー教授も述べておられる。これはあくまで想像であるが、京都を守ろうとしたスティムソンとグレーは、京都の文化のみならず例えば芸者さんや舞妓さんとも親密な関係があったように思われる。
 
人間の安全保障という表現があるが、とどのつまりは安全保障の根源を成すものは人と人との直接の会話と人間関係を通じた尊敬にあるのではないだろうか。従って、今年のG8サミットでは、儀礼的な話し合いはさておき、本質的な人間関係の構築が期待される。特に京都で開催される外相会議においては、祇園や先斗町の 文化交流も重要となろう。
 月刊「世相」2008年6月号に掲載

3月 19
 昨今の情報社会の変革の速度は、ドッグイヤに例えられ、7倍の速度で進展している。昔の7年が1年に短縮され世の中が動いている。人間の平均寿命が劇的に伸びているので、現在の90歳の老人が昔の60歳代前半の老人に等しい。恐らく年齢に0.7を掛けたらいい位に、年をとる速度は落ちているようだ。
 
 情報化時代の速度(7倍)と人間の完成の速度(7割)のギャップは拡大している。100年前に人間の平均寿命がこれ程、急激に変化すると予測した人はいないだろうし、また情報の速度に人間の予測がついていけない現象が生まれているように考えられる。
 
 予測は往々にして外れるものである。しかし、昨今の予測は見事にはずれることが多い。例えば、大統領選挙の年は、米国経済は安定するとか、北京オリンピックまでは、世界の経済は拡大するとの考えが主流であった。しかし、見事にこの予測が外れ、米国発のサブプライムローン問題が予想以上に世界経済に悪影響 を与えている。
 
 一方、ワシントンに5年住み、実体経済から感じ取ったことは、日本円の過小評価、日本のバブル経済並みの不動産の過大評価、そして貯蓄に興味がなく投資ばかりしている米国民の姿であった。
 
 こんな話も聞いた。昨夏サブプライム・ローン問題が深刻化する前に、米国の投資機関のエコノミストが、米国南部でゴルフをしている時に、キャディーから、ローンで買った住宅をいつ売ればいいかとの質問を受けた。エコノミストがキャディーに経済事情を説明している内に、このキャディーが、いくつかの州で5 つの住宅物件を、一度も見ることなく購入したことを聞き、エコノミストは、遅かれ早かれ世界の金融市場の混乱が発生すると読んだという。
 
 このように実体経済を通じ、経済の負の部分を感じ取ることができるが、国家ファンド等の金融資本主義の動向やグローバル化、新興市場の勃興の世界市場の正の部分を分析すると、ついつい希望的観測が悲観論を退けてしまうものである。
 
 経済は心理的な生き物であるとすると、大衆が景気楽観論を唱え異常な投機を行った時には、既に景気のピークが終わっており、その急落は、家計貯蓄率ゼロに近い米国では、すざまじい速度で進む。
 
 経済の変動が予測を超える速度で進んでいる状況においては、景気を上下変動で見ると、必ず底をついた景気は、V字型に急激に戻ると考えられる。予測で重要なのは、変動が起こる時のタイミングをどのように読むかである。その読み方とは、主流となっている予測の逆を予測したほうが当たる確実が高いように思う。ドッグイヤーと言われる7倍の速度でグローバル情報化社会が変化している時代においては、異端児的な見方も時に は必要であろう。
 月刊「世相」2008年5月号掲載

3月 08
地球安全保障 近未来の創造 国連機関とブルッキングス研究所の経験を基に

1米国のスマートパワー、協調的安全保障、安全保障の調和 外交、安全保障、経済戦略(ハミルトンプロジェクト)
日本の座標軸、ブッシュ政権の失政(発表された理由、現実的理由、道義的理由、本質的理由)、
Independence, Quality,Impact Think, Learn, lead

2地球のリズム
 自然エネルギー、農業、環境

3資本主義でも共産主義でもない第三の道
 ケネディーとゲバラの奇妙な関係

4歴史のリズム
 文明の品格、日の丸演説、大アジア主義、トーンビーの歴史の研究、コンドラチェフ、兆民、天心

5地球の安全保障 シンクタンクの視点